クレジットカードの国際ブランド別世界シェア

クレジットカードの国際ブランド別の世界シェアを調べてみました。

素晴らしいことに、Googleで検索をかけたらすぐに答えが出てしまいました。株式会社クレディセゾンの2011年3月期決算説明会資料に世界6大国際ブランドの「グローバル・マーケットにおけるブランド別シェア」が紹介されていました。

世界6大国際ブランドというのは、以下の6つのブランドです。

  • Visa
  • Mastercard
  • アメリカン・エキスプレス(American Express)
  • ダイナースクラブ(Diners Club)
  • JCB
  • 中国銀聯(Union Pay)
VisaMasterCardアメリカン・エキスプレスダイナースクラブJCB中国銀聯
会員数45.0%34.9%4.7%0.3%3.3%11.8%
ショッピング取扱高45.7%30.5%13.9%0.5%1.7%7.7%

ちなみに、このデータの出典は、アメリカのTHE NILSON REPORTという会社の調査資料です。

カード会員数およびカードショッピング取扱高のいずれにおいてもVisaが世界トップシェアを誇っています。

注目すべきは、会員数で4.7%のシェアしかないアメリカン・エキスプレスがショッピング取扱高で13.9%ものシェアを占めていることです。(※)

アメリカン・エキスプレスのカード1人あたりの利用額は他のブランドを圧倒しています(下表参照)。「富裕層に愛されるアメリカン・エキスプレス」というのは本当だったんですね。意外にもダイナースクラブのカード1人あたりの利用額はそれほど多くはありません。JCBがカード会員数で中国銀聯に負けるのは仕方ないとしても、会員1人あたりのショッピング利用額でも負けているのは残念なところです。

(単位:ドル)VisaMasterCardアメリカン・エキスプレスダイナースクラブJCB中国銀聯
会員数2,6382,2677,7104,4171,3594,417

(※)決算説明会資料によると、2010年6月にアメリカン・エキスプレスとの提携強化を発表したクレディセゾンは、セゾン・アメリカン・エキスプレス・カードと親和性の高い企業とのコラボレート施策によるアメリカン・エキプレスブランドシェアの拡大を図り、将来的なショッピング取扱高のアメリカン・エキスプレスシェア30%を目指すとのことです(2014年度目標は1兆円達成)。


以上のクレディセゾンの決算説明会資料には国際ブランドのカード会員数・カードショッピング取扱高の「比率(パーセンテージ)」は紹介されていましたが、実際のカード会員数、カードショッピング取扱高は紹介されていませんでした。

『月刊 消費者信用 2011年9月号』に、国際ブランドの実績という図表が載っていましたので、そこから必要な情報を紹介します。ただし、ダイナースクラブ、中国銀聯のデータはありませんでした。

Visa
(10年12月期)
MasterCard
(10年12月期)
アメリカン・エキスプレス
(10年12月期)
JCB
(11年3月期)
会員数(単位:万人)180,800
(2.4)
97,500
(2.7)
9,100
(3.5)
6,926
(7.9)
加盟店数(単位:万店) - 3,170
(6.0)
- 1,838
(12.0)
取扱高(単位:億ドル)51,910
(17.4)
27,270
(10.7)
7,130
(15.0)
1,162
(11.9)

※空欄は非公表。
※Visa、MasterCardの取扱高は、パーチェス(ショッピング)とキャッシュ(ATM等による現金引出し)の合算。アメリカン・エキスプレスはショッピングのみ。
※括弧内は前年同期比増減率。
※Visaの実績はビザ・ヨーロッパを除く。ビザ・ヨーロッパのカード発行枚数は約4億757万枚、取扱高は1兆4,645億ユーロ(10年12月期。『Visa Europe Annual Reports 2010』による)。
※マスターカードの増減率は米ドル換算による。JCBは、前年取扱高を11年3月31日レートの1米ドル=83.13円で再計算し増減率を算出。取扱高にはキャッシングリボ・ローン専用カード等を含む。

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